現在、開催中のロンドン五輪。7月27日に始まってから、連日のように白熱した選手たちの戦いが繰り広げられている。当然、ロンドン五輪に出場する選手が使用するウエアや用具を提供しているスポーツ用品企業はさぞかし儲かっているのだろうと思っていたのだが、8/8付の日本経済新聞で発表された記事によると、スポーツ用品大手は損益が悪化しているという。
数字は4月~6月によるものだが、ミズノで見るとランニングシューズの売れ行きは好調だったが、欧州景気悪化により損益が悪化。ヨネックスは五輪選手にウエアや用具を貸与したため、経費が増加している。
景気悪化によるものは仕方がないにせよ、この時期は広告にお金が掛かかってしまうようだ。また、記事によると13年3月期通期ではアシックスを除く3社は増益になるという。
選手に貸与した広告を打った効果はこれから。 マラソンブームとなっている昨今も盛んに行われるのは冬で、需要が出てくるのは今後ということなのだろう。
だが、スポーツ用品を扱う企業にとって、ロンドン五輪は絶好のアピールの場となっているのは間違いなく、選手たちの活躍に期待している。
スポーツ用品4社、最終損益が悪化 4~6月(日本経済新聞)
s.nikkei.com/QNvA29
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