<Vol.2>
2011年 MLBスタジアムネーミングライツ広告価値ランキング
■NYメッツのシティフィールド、2011年MLBレギュラーシーズン最高のメディア露出価値を記録
ジョイス・ジュリアス&アソシエーツ(以下JJ&A)は、ローカル・全国でのテレビ放送(3,708番組)、主要新聞(2,394記事)、さらにインターネット上の記事(28,708記事)についての調査を3月31日から9月29日にかけて行った。この調査で命名権がついているMLBの20球場を比べた結果、2011年MLBレギュラーシーズンの期間中、最も多くメディアに名前を呼ばれたのはNYメッツのシティフィールドだった。このメディア露出によって、シティグループは総額1011万ドル(約8億円)のメディア露出価値を得た。これは第2位の球場におよそ2倍の差をつける大差だった。
*JJ&Aはメディア露出の価値を、同じ人数の視聴者に従来の広告を使ってリーチした場合の金額を計算することで算出している。
ジョイス・ジュリアス&アソシエーツ(以下JJ&A)は、ローカル・全国でのテレビ放送(3,708番組)、主要新聞(2,394記事)、さらにインターネット上の記事(28,708記事)についての調査を3月31日から9月29日にかけて行った。この調査で命名権がついているMLBの20球場を比べた結果、2011年MLBレギュラーシーズンの期間中、最も多くメディアに名前を呼ばれたのはNYメッツのシティフィールドだった。このメディア露出によって、シティグループは総額1011万ドル(約8億円)のメディア露出価値を得た。これは第2位の球場におよそ2倍の差をつける大差だった。
*JJ&Aはメディア露出の価値を、同じ人数の視聴者に従来の広告を使ってリーチした場合の金額を計算することで算出している。
■プレーオフ期間中では、デトロイト・タイガースのコメリカパークが最多のメディア露出
【写真】フリッカーより転載:http://www.flickr.com/photos/arcticpenguin/4765402098/
JJ&Aによると、プレーオフ期間中最もメディア露出価値を得たのは、デトロイト・タイガース球場のスポンサー、コメリカ・バンクだった。コメリカパークはレギュラーシーズン中では582万ドル(約4.5億円)のメディア露出価値を生み出していた。
アリゾナ・ダイヤモンドバックスのチェイス・フィールドは、プレーオフ期間中では最も露出の少ない企業名付き球場だった。しかしレギュラーシーズンでは中間ランキングの19位から、シーズン終盤には16位にまで順位を上げ、最終的には258万ドル(約2億円)のメディア露出価値を生み出した。
全体では、テレビ報道と新聞での球場名露出が、シーズン後半はシーズン前半に比べて13%減少していた。JJ&A研究開発担当副社長のエリック・ライト氏は次のように解説する。「一般的に多くのチームが優勝争いから脱落し、フットボールリーグも開幕するので、MLBシーズン後半は報道量が減少する傾向にあります。特に今期はNFL労組問題の解決に関する報道の影響を大きく受けました。」
*もともと2011年4月にオーバーストック.Comコロシアムと命名され、その後6月6日にO.coコロシアムに変更された。
**上記の表には試合中継、ラジオ放送、またはソーシャルメディアでの言及は含まれていない。
【写真】フリッカーより転載:http://www.flickr.com/photos/arcticpenguin/4765402098/
JJ&Aによると、プレーオフ期間中最もメディア露出価値を得たのは、デトロイト・タイガース球場のスポンサー、コメリカ・バンクだった。コメリカパークはレギュラーシーズン中では582万ドル(約4.5億円)のメディア露出価値を生み出していた。
アリゾナ・ダイヤモンドバックスのチェイス・フィールドは、プレーオフ期間中では最も露出の少ない企業名付き球場だった。しかしレギュラーシーズンでは中間ランキングの19位から、シーズン終盤には16位にまで順位を上げ、最終的には258万ドル(約2億円)のメディア露出価値を生み出した。
全体では、テレビ報道と新聞での球場名露出が、シーズン後半はシーズン前半に比べて13%減少していた。JJ&A研究開発担当副社長のエリック・ライト氏は次のように解説する。「一般的に多くのチームが優勝争いから脱落し、フットボールリーグも開幕するので、MLBシーズン後半は報道量が減少する傾向にあります。特に今期はNFL労組問題の解決に関する報道の影響を大きく受けました。」
*もともと2011年4月にオーバーストック.Comコロシアムと命名され、その後6月6日にO.coコロシアムに変更された。
**上記の表には試合中継、ラジオ放送、またはソーシャルメディアでの言及は含まれていない。
■ジョイス・ジュリアス&アソシエーツについて
ジョイス・ジュリアス&アソシエーツは、スポーツ・エンターテイメント産業での正確なスポンサーシップ・プロモーション効果測定の第一人者である。独立した第三者として行われるJJ&Aの調査には、顧客ニーズにより中継内での露出調査、全メディアでの測定、さらにファン/顧客の認識調査が含まれる。
ミシガン州に拠点を置く同社は1985年以来、あらゆるメディアでの企業スポンサーシップのインパクトを測定してきた。調査対象となるメディアにはローカル・全国でのイベントテレビ中継、ハイライトやニュース番組、ラジオ中継、紙媒体、インターネット記事などがあり、さらにプロモーションや広告による露出、イベント会場内での露出も調査対象となる。
ミシガン州に拠点を置く同社は1985年以来、あらゆるメディアでの企業スポンサーシップのインパクトを測定してきた。調査対象となるメディアにはローカル・全国でのイベントテレビ中継、ハイライトやニュース番組、ラジオ中継、紙媒体、インターネット記事などがあり、さらにプロモーションや広告による露出、イベント会場内での露出も調査対象となる。
* 本記事はニホンモニター株式会社がアメリカ・ジョイス・ジュリアス&アソシエーツ社の許可を得て翻訳したもので、本記事に関するすべての著作権はジョイス・ジュリアス&アソシエーツ社に帰属しています。本記事の私的利用の範囲を超えるご使用には、ニホンモニター社の承諾書とジョイス・ジュリアス&アソシエーツ社への確認が必要な場合があります。
* © 2011 Joyce Julius. All rights reserved.
記事原文:New York's Citi Field Ranked Number One in News Media Exposure for the 2011 Major League Baseball Regular Season http://www.joycejulius.com/PressReleases/pr_Oct_4_2011.htm