国際物流のDHLはプレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッドの練習着スポンサーシップ権を獲得した。DHLは昨年よりマンUの公式物流パートナーとして、同チームのアメリカ遠征やその他アウェーゲームへの移動をサポートしてきた。契約金は公表されていないが、内部事情に詳しい人物によると、契約金はおよそ4年間で50億円と推定されている。これはゲームユニホームの胸スポンサー、AONが支払っている金額の約半分である。
4つの例外を除いて、マンUの練習着はプレミアリーグのどのチームのゲームユニホームスポンサー権よりも価値のある広告媒体と考えられている。その4つとはリバプール、チェルシー、トットナム、そしてマンCで、これらのチームは8億円/年以上を胸スポンサーシップから得ている。残りの15チームはそれぞれのユニホームスポンサーシップから、マンUの練習着スポンサーシップよりもはるかに少ない収入しか得られていない。
マンUの商業的成功の一方で、リーグ内での格差を心配する声もある。情報源の記事では、「フルハムやボルトンが契約選手全員にナイキのタトゥーを足に彫らせて、素足でプレーさせる契約をしてもマンU-DHLと同条件の契約は結べないだろう」、「他のチームはいっそのことマンUに追いつこうとするのを止めて、リーグから得られる収入をそのまま銀行に預けておけばよい。」という皮肉で論調を締めくくっている。
http://goal.blogs.nytimes.com/2011/08/23/manchester-united-signs-sponsorship-deal-for-jerseys-few-get-to-see/(英語)
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