2012年4月25日水曜日

ロンドン五輪の経済効果は?


ロンドン五輪まで100日を切り、五輪商戦が本格化するが、消費効果は3千億~4千億円と予想され、北京五輪よりも下回ると試算された。

JTBではなでしこジャパンの活躍が期待され、五輪観戦ツアーは7割の予約が埋まっている。ぴあは4万3千枚の観戦チケットを完売した。西武池袋本店では4月のスポーツ用品の販売が前年同期比15%増。

アシックスは北島康介選手着用の「アリーナ」ブランドを6月から投入、売上を2ケタ増を見込んでいる。中継が時差の影響で深夜に及ぶことから宅配ピザは営業時間を延長する。

家電は大画面テレビの50型以上のサイズを売り込む。しかし、テレビ販売は8ヶ月連続で前年割れしている。

デジタル家電は昨年の地上デジタル放送の移行で買い替えが一巡しており、今後の見通しは不透明。

民間調査会社はロンドン五輪の消費効果を3千億~4千億円台を見込み、北京五輪を下回る計算。家電製品の販売低迷のほか、旅行は北京の時よりも距離が伸びるため、利用者が減るのではと懸念される。

<参照>
ロンドン五輪商戦本格化、経済効果は「北京」以下?(日本経済新聞)
http://s.nikkei.com/Jxb15z

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