ユーロ危機、欧州離れ続くＦ１（時事通信）

欧州に主戦場を置く印象が強いＦ１。しかし今ここを離れる傾向が目立ち始めているという。今年開催が予定されている20戦のうち、欧州開催は8戦。残る12戦は日本、中国、韓国、マレーシア、シンガポール、インド、バーレーン、アブダビといったアジア諸国と、オーストラリア、カナダ、米国、ブラジル。このうち中国、インド、ブラジルは経済発展が著しいＢＲＩＣＳ（新興5カ国）に含まれる。

五輪や、サッカーＷ杯と同様、巨費が投じられるＦ１開催。ギリシャ問題に端を発し、債務危機が深刻化しているユーロ圏内はどこも実施に及び腰で、今後も厳しい状況が続くと見られている。

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