2012年2月14日火曜日

ナイキが無水染色技術の量産利用を目指した戦略的パートナーシップを発表

(米オレゴン州ビーバートン)- (ビジネスワイヤ)-- ナイキ(NYSE:NKE)は本日、初めての商業用の無水生地染色機を開発・製造したオランダのダイクー・テクスタイル・システムズと戦略的パートナーシップを締結したと発表しました。再生二酸化炭素を利用するダイクーの技術は、生地染色工程において水を使用しません。「ダイクー(DyeCoo)」という社名は、「染色(dyeing)」工程を「二酸化炭素(CO2)」を用いて行うことから生まれました。今回のパートナーシップは、アスリートのための優れたスポーツ競技用製品のデザインと開発、そして持続可能な事業およびイノベーション戦略に対するナイキの長期的なコミットメントを示しています。

ナイキの商品化・製品担当副社長のエリック・スプランクは、次のように述べています。「無水染色は、アスリートと地球環境の両方に貢献する当社の取り組みにとって、大きな前進です。今回のパートナーシップは、イノベーションと持続可能性に対するナイキの長期戦略と強いコミットメントを裏付けるものです。当社は、この技術が生地製造を革新する可能性を持つことを確信しています。先進的な染物工場、生地製造業者、アパレルブランドと協力してこの技術の量産応用を成功させ、業界全体に普及させていきたいと思います。」 

ナイキは過去8年にわたり無水染色技術を模索してきました。大量生産に向けた技術の拡大を見据え、無水染色による生地を使用した最先端のアパレル製品の展示を今年後半のイベントで行う予定です。

 財経新聞 : http://www.zaikei.co.jp/releases/33423/ 

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